未来の酪農家紹介「城田牧場(長野県伊那市)城田 幸大さん」
掲載日:2020.10.30
酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校
機農コース 3年 城田 幸大
とわの森三愛高校入学のきっかけ
実家の牧場を小さい頃から手伝っているのですが、削蹄をしてくれる知り合いの酪農家さんが進学を勧めてくれたからです。また、家を継ぐ夢もあったため、酪農の本場・北海道での実習を通じて学んだことを、実家の牧場に活かしていきたいと思ったからです。
在校中に力を入れたこと
共進会班活動、農業技術検定、簿記検定、ガス溶接、アーク溶接、食品衛生責任者、家畜商の資格取得などに力を入れていて、現在は、2級認定牛削蹄師資格を取ることに力を入れています。
資格の勉強をしていて、新しいことをたくさん学べること、学んだことをほかの人に伝えることに楽しさを感じています。
高校卒業後の進路
卒業後は酪農学園大学に進学し、削蹄の知識、家畜繁殖学、家畜栄養学を学びたいと思います。
高校で学んだことをもっと詳しく学んで、実家の酪農に活かしていきたいと思い、高校3年の春に進学しようと決めました。
城田牧場の概要
冠 名:ジャストメイル
所 在 地:長野県伊那市西箕輪大泉新田
経営面積:採草地 12ha、飼料用(デントコーンなど)45ha
飼養頭数:ホルスタイン種 経産牛42頭、未経産牛7頭
出荷乳量:330t/年
牛 舎:つなぎ飼い
搾乳方式:パイプライン
従 業 員:2名(家族経営)
牧場の歴史、特長、取り組みなど
牧場の歴史
2008年 借舎借地により新規就農
2018年 借舎により増棟
牧場の特徴
・乳質が良いこと(体細胞数3.9万)
・体型審査でエクセレント牛(90点以上)が1頭出たこと
乳質をよくするために、牛床を清潔に保ち、添加剤などにより肝機能向上と維持をさせるように気を付けています。また、乳用牛群検定(乳検)を個体管理に活かしています。
就農後の目標
将来は、フリーストール牛舎にし、たくさん乳を搾る大きな牧場をつくりあげていきたいと思っています。
そして、酪農を通して小さな子供たちに夢を与えられるような人になりたいです。