酪農情報BOX

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日々の酪農経営に役立つ基本的な技術や知識を写真や図を交えてわかりやすく解説しています。

農場のバイオセキュリティを考える ≪第11回≫「2010宮崎口蹄疫」の現地対策から見えたもの

農場のバイオセキュリティを考える ≪第11回≫「2010宮崎口蹄疫」の現地対策から見えたもの
はじめに 現在、世界中が新型コロナウイルス感染症で苦しんでいます。牛にもコロナウイルス感染症は日常的に発生します。衛生管理の徹底が本当に重要です。これは、人にも動物にも共通する感染症対策の基本です。 さて、あれから10年が経過しました。皆さんは覚えていますか? 2010年、日本の畜産界にとって…

農場のバイオセキュリティを考える ≪第10回≫全国の農場における衛生モニタリング調査について

農場のバイオセキュリティを考える ≪第10回≫全国の農場における衛生モニタリング調査について
はじめに 2011年4月に「家畜伝染病予防法の一部を改正」する法律が交付され、飼養衛生管理基準および特定家畜伝染病防疫指針の見直しが行われ施行されました。また、2020年6月にも改正が行われました。しかし、酪農現場において本来は実施するべき衛生基準が、多くの酪農場で実施されていないのが現状です。 …

農場のバイオセキュリティを考える ≪第9回≫酪農現場で問題になる感染症Ⅲ

農場のバイオセキュリティを考える ≪第9回≫酪農現場で問題になる感染症Ⅲ
はじめに 今回は現場で問題になる感染症として、最も重要な疾病を二つ紹介します。酪農家が常に頭を悩まされている重要疾病です。 1.ヨーネ病(Johne's disease-paratuberculosis) 本病は、慢性で頑固な下痢、削痩さくそうを示す法定伝染病で、細菌性法定伝染病のうち最も被害…

農場のバイオセキュリティを考える ≪第8回≫酪農現場で問題になる感染症Ⅱ

農場のバイオセキュリティを考える ≪第8回≫酪農現場で問題になる感染症Ⅱ
はじめに 今回は現場で問題になる感染症として、子牛の下痢を引き起こすクリプトスポリジウム症、ロタウイルス感染症、コクシジウム症について紹介します。 1.クリプトスポリジウム症 クリプトスポリジウム(Cryptosporidium、以下Cr)症は、家畜や人に下痢を引き起こす人獣共通感染症です。家…

草地の土づくり ≪第6回≫土壌診断に基づく施肥対応2:カリウムの施肥対応

はじめに 今回からカリウム、リン、窒素の順で、草地における土壌診断に基づく施肥対応についてご紹介していきます。肥料の3要素というと窒素、リン、カリウムの順で言われますが、今回反対の順番にしたのは、カリウムの説明が最も単純で分かりやすく、リン、窒素の順で複雑になっていくからです。これは、各養分が土壌…