酪農情報BOX

特集

Feature

日々の酪農経営に役立つ基本的な技術や知識を写真や図を交えてわかりやすく解説しています。

酪農経営を継続させるための繁殖のポイント -繁殖で悩んだときの解決のポイント教えます-

はじめに 牛にとって繁殖は、乳生産を継続して生存期間を延長するために必要であり、農場にとっては生産乳量を維持および向上することで経営を維持安定化させるために必要です。従って、牛の繁殖性を高めることは農場の生産性を高める一つの要素といえます。繁殖を良くしたいと考えたときに「何から始めたらよいのか」「…

環境にやさしい牛の飼い方とは―ルーメン環境を最適化すると環境負荷は低減する―

1.牛と環境の関係 放牧地で寝転び、おいしそうに草をそしゃくする乳牛。一見すると自然と調和した“エコ”な風景として映ります。ある条件の下でそれは正しいのですが、条件によっては決してエコとはいえない状況が発生します。乳牛は1日に50kgのふんと15kgの尿を排せつします。これを合わせると1日1頭当た…

高泌乳牛管理の注意点とその栄養について

はじめに 現在、わが国の乳牛は1頭当たり1乳期1万kg、最高日乳量で50kgを超えるいわゆる“高泌乳牛”は珍しくありません。高泌乳牛は栄養要求量が高いため、飼料の基本である粗飼料を一定の割合以上に保ちながらも給与飼料全体の栄養濃度をいかに高め、それらをどう採食させるかが飼養管理上の大きな課題と…

草地の土づくりー維持管理ー

はじめに 前回は草地をちゃんと作る「草地更新」のお話でした。今回からは、ちゃんと作られた草地を長持ちさせる「維持管理」のお話になります。草地更新は機械施工の労力や土壌改良資材、種子等の資材費といった維持管理時には使わない手間や経費がかかるので、やらないに越したことはありません。どうしたら良い草を長…

草地の土づくり

はじめに 酪農ジャーナルがWeb版で新装開店することになり、このコーナーを担当することになりました。調子がよければ半年おきくらいに更新しますので、時々ご覧頂ければ幸いです。 早速ですが、日本の草地の多くは寒地型牧草を播種した人工草地で、一旦草地を作り上げたら数年から十数年、施肥と利用が繰り返され…