酪農情報BOX

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日々の酪農経営に役立つ基本的な技術や知識を写真や図を交えてわかりやすく解説しています。

草地の土づくり ≪第8回≫土壌診断に基づく施肥対応4:窒素の施肥対応

はじめに 土壌診断に基づく施肥対応の最後は窒素のお話です。窒素は気体として大気の75%以上を占め、タンパク質の構成物質であるアミノ酸をはじめとする多くの生体物質に含まれ、生物に必須の元素です。土壌中でもアンモニウム態や硝酸態などの無機態窒素、腐植や菌体タンパクを構成する有機態窒素など、相互の形態変…

北海道を豊かにするSDGsとGIS ≪第1回≫SDGsの概要

北海道を豊かにするSDGsとGIS ≪第1回≫SDGsの概要
はじめに 今回から、「北海道を豊かにするSDGsとGIS」というテーマで連載を開始します。 SDGsとGIS、ご存じでしょうか? どちらの言葉も聞いたことがないという方もいるかもしれません。 SDGsとは、「Sustainable(サスティナブル:持続可能) Development(ディベロッ…

牛の繁殖管理の理論と実際 ≪第4回≫夏から初秋の受胎率低下の原因を探る

牛の繁殖管理の理論と実際 ≪第4回≫夏から初秋の受胎率低下の原因を探る
はじめに 乳業メーカーは一般的に「需要の高い夏季に牛乳を増産したい」と考えています。また、一部の酪農家は放牧などを利用するため春に分娩する牛が多くなることを望んでいます。春から夏にかけて分娩させるためには、人工授精や受精卵移植などの繁殖を夏から初秋にかけて実施する必要があます。 しかし、乳牛にお…

牛の繁殖管理の理論と実際 ≪第3回≫牛の発情周期における卵胞波

牛の繁殖管理の理論と実際 ≪第3回≫牛の発情周期における卵胞波
はじめに 乳牛は人工授精され、妊娠・分娩して生乳を生産します。人工授精前に牛は発情を示し、人工授精により妊娠した牛は人工授精後約280日で分娩します。しかし、人工授精しなかった牛、あるいは人工授精しても妊娠しなかった牛は18~24日の間隔で発情と排卵、その後に黄体形成と退行を周期的に繰り返します。…

初乳の重要性と初乳給与の基礎知識

はじめに 初乳が新生子牛の免疫において大事な物質であることはよく知られており、“生まれた子牛にはまずは初乳を飲ませる”というのは、牛を飼う誰もが知っていることです。初乳をしっかり飲んだ子牛は病気にかかりにくいのですが、新生子牛は免疫グロブリンを持たずに出生しているため、この欠如した免疫物質を補うこ…