酪農情報BOX

研究紹介

About Research
酪農学園大学で行われている研究をわかりやすく紹介しています。

卒業論文

牛乳房炎検査におけるCMT変法の再検証について

はじめに 乳房炎は酪農に大きな損害を与える疾病のひとつです。乳房炎を治療しても乳腺細胞が完全に修復されることはなく、健康時の生産乳量と比較して、治療後は約6%の乳量が減少するといわれています。 乳房炎の約90%は細菌が原因であり、原因細菌が乳頭口から乳房内へ侵入・増殖することで引き起こされます。…

乳牛への飼料米給与が飼料摂取量、乳生産および牛乳の脂肪酸組成と“おいしさ”に及ぼす影響

背景および目的  近年、わが国では国産濃厚飼料としての飼料米が注目されています。酪農家としては、海外からの輸入が大半を占める濃厚飼料が、一部でも国内で調達できるようになれば安心感につながるとともに、国産飼料の利用拡大は消費者の理解や信頼も得られやすいでしょう。一方、稲作農家としても、主食米消費量の…

北海道の公共牧場における牛消化管内寄生虫の感染状況と駆虫対策の実態

はじめに  消化管内寄生虫の中で代表的な線虫とコクシジウムについて研究をしました。消化管内線虫は、動物(宿主)の消化管に寄生し、養分を横取りする病原体です。消化管内線虫によって生じる被害は宿主の食欲の減退です。  乳用牛の育成期は体重や体高が急激に増加し、生涯の生産性を左右する重要な時期であ…