未来の酪農家紹介「尾曲牧場(鹿児島県南九州市)尾曲 夢生さん」
掲載日:2020.12.24
酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校
機農コース 3年 尾曲 夢生
とわの森三愛高校入学のきっかけ
実家が酪農家で、共進会に参加しており、酪農が盛んな北海道で学びたいと思ったからです。
在校中に力を入れたこと
共進会班活動を通して、牛の管理の仕方や、毛刈りの仕方、リードマンとしての技術を習得していくことです。
昨年の第17回北海道総合畜産共進会(乳用牛の部)のリードマンコンテスト高校2年生の部で1位を取ることができました。
高校卒業後の進路
卒業後は、酪農学園大学に進み、家畜の繁殖や栄養管理について学びたいです。
その後は、海外の牧場などで更に牛について学びたいと思っています。
牧場の概要
冠 名:ミルキッシュ
所 在 地:鹿児島県南九州市頴娃町上別府
経営面積:採草地 30ha、飼料用(デントコーンなど)15ha、放牧地2ha
飼養頭数:ホルスタイン種 経産牛120頭、未経産牛80頭
出荷乳量:1,030t/年(2019年度実績)
牛 舎:放し飼い(フリーストール)
搾乳方式:パーラー(タンデム・4頭ダブル)
従 業 員:7名
牧場の歴史、特長、取り組みなど
祖父が経営している時はつなぎ飼い牛舎でしたが、父の代でフリーストールに切り替えました。
育成牛は主に放牧で管理していて、高泌乳牛もパドックに出られるようにしており、できるだけ牛にストレスをかけないように飼育しています。
また、現在兄が6次産業化をするための準備をしています。
就農後の目標
共進会などで活躍できるような酪農家になりたいです。
しかし、共進会で活躍するだけではなく、その技術を利用し、生産性も向上させていけるような酪農家になりたいです。