牛の呼称(英語編)
掲載日:2018.06.26
日本語では育成段階や出産経験の有無で呼び方が変化する牛ですが、英語でも様々な単語で表現されます。[ ]内は読み方の一例です。
ウシ亜科の動物(ウシやスイギュウ、バイソンなど):bovine[ボウヴァイン]
牛(畜産動物としての牛):cattle[キャトゥル]
乳牛:dairy cattle / milk cow[デアリィ キャトゥル / ミルク カゥ]
肉牛:beef cattle[ビーフ キャトゥル]
牛の群れ:herd[ハードゥ]
雌牛:cow / cows[カゥ / カゥズ]
雄牛:bull / bulls[ブル / ブルズ]
去勢した雄牛:ox / oxen[オックス / オックスン]
子牛:calf / calves[カーフ / キャヴズ]
雄の子牛(食肉用に去勢されたもの):steer[スティーア]
未経産牛:heifer[ヘファー]
妊娠牛:pregnant cattle[プレグナントゥ キャトゥル]
泌乳牛:milking cow[ミルキング カゥ]
哺乳子牛:suckling calf[サクリング カーフ]
肥育牛:feedlot cattle[フィードロット キャトゥル]
【豆知識】
・cattleは常に複数扱いとなる集合名詞であるため、牛を数える際は「a cattle」や「ten cattles」とは言いません。1頭の牛であれば「a cow」、10頭の牛であれば「ten cows」あるいは「ten head of cattle」と数えます。
・乳牛の名号で目にする「ET」は「Embryo Transfer[エンブリオゥ トゥランスファー]」の略称で、受精卵移植を意味します。受精卵移植によって誕生した牛に名前を付ける際には、末尾に必ず「ET」を入れるというルールがあります。
ちなみに・・・
日本では一般的に「モー」と表現される牛の鳴き声ですが、英語では「moo(ムー)」となります。また、「moo」は「牛がモー(ムー)と鳴く」という非常に限定的な動詞としても使われます。